モルト・グレーン・ブレンデッドの違い

ウイスキー ボトル

「モルト」「グレーン」「ブレンデッド」――
ウイスキーを選び始めたとき、まずここで止まる人はかなり多いと思います。

正直、僕も最初はよく分かりませんでした。
名前は聞くけど、何がどう違うのかは曖昧。
「なんとなくブレンデッドを選んでおけば無難かな?」という感じです。

でも実際に色々飲み比べてみると、
この3つの違いは“知識”よりも“味の方向性”で考えた方が圧倒的に分かりやすいと気づきました。

この記事では、難しい専門用語はできるだけ使わずに、
実際に飲んで感じた印象ベースで、モルト・グレーン・ブレンデッドの違いと選び方をまとめます。

目次

結論|違いは「香り・軽さ・バランス」で覚えればOK

  • モルト:香りと余韻を楽しむタイプ
  • グレーン:軽くて飲みやすいタイプ
  • ブレンデッド:バランス型で毎日向き

僕自身、家で一番減るのはブレンデッドで、
モルトは「今日はゆっくり向き合える日」に手が伸びます。

実際に飲んでみると、知識よりも
今日はどんな気分か」で選ぶほうが、失敗しませんでした。

まずは早見表でざっくり理解しよう

種類味の印象向いている人
モルト香りが豊か・コクがある・余韻が長いゆっくり味わいたい人
グレーン軽い・甘い・スッと飲めるハイボール派・軽さ重視
ブレンデッドバランスが良くクセが少ない初心者・家飲み中心

細かい違いはあとでOKです。
僕も最初は、このくらいの理解で飲み始めました。
実際にグラスを重ねるうちに、
「あ、これがモルトっぽさかも」と自然に分かってきた感じです。

余市 ストレート
余市(モルト)
カフェグレーン ストレート
ニッカカフェグレーン(グレーン)
フロムザバレル ストレート
フロムザバレル(ブレンデット)

そもそも何が違う?モルト・グレーン・ブレンデッドの基本

モルトウイスキーとは

モルトウイスキーは、大麦麦芽(モルト)だけを原料にして造られます。

香りが出やすい蒸溜方法が使われることが多く、
グラスに注いだ瞬間から「これウイスキーだな」と感じやすいのが特徴です。

一口飲むと、甘さ・香ばしさ・フルーティさなどが順番に広がり、
飲み終わったあとも余韻が長く残ります。

グレーンウイスキーとは

グレーンウイスキーは、トウモロコシなどの穀物を使って造られます。

クセが出にくい造りのため、
口当たりが軽く、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。

特にハイボールにすると、
甘さと軽さがはっきりして「あ、これ飲みやすい」と感じやすいタイプです。

ブレンデッドウイスキーとは

ブレンデッドウイスキーは、
モルトとグレーンをブレンドして造られたウイスキーです。

香り・甘さ・コクのバランスが取れていて、
ストレートでもハイボールでも崩れにくいのが強み。

「とりあえず一本選ぶならこれ」という安心感があります。

実際に飲んで感じた味の違い

モルトを飲んだときの印象

まず感じるのは香りの強さです。
グラスを近づけただけで、甘さや果実感、樽の香りがしっかり立ちます。

味わいも情報量が多く、
一口ずつ「今日はどんな味かな?」と考えながら飲みたくなります。

その分、気軽にゴクゴクというよりは、
ゆっくり向き合うお酒という印象です。

アラン10年 ストレート
アラン10年(モルト)
カフェモルト ストレート
ニッカカフェモルト(モルト)

グレーンを飲んだときの印象

一番感じるのは軽さです。
口当たりが柔らかく、アルコールの刺激も穏やか。

ハイボールにすると特に分かりやすく、
甘さが前に出てスッと消えていきます。

「今日は重いのはいらないな」という日に、かなりちょうどいい存在です。

カフェグレーン ストレート
ニッカカフェグレーン(グレーン)

ブレンデッドを飲んだときの印象

突出した個性はないけど、バランスがいい。
これがブレンデッドの一番の特徴だと思います。

食事と合わせても邪魔しにくく、
「今日はこれでいいか」が自然に成立する安心感があります。

家飲みで一番登場回数が多くなるのは、正直ブレンデッドです。
考えなくてもおいしく飲める、この気楽さが一番の理由でした。

ローヤル ストレート
ローヤル(ブレンデット)
岩井 ストレート
岩井トラディション(ブレンデット)

飲み方で変わる向き・不向き

ストレート向き

香りや余韻をしっかり楽しみたいなら、モルト寄りがおすすめです。

宮城峡 ストレート
宮城峡(モルト)

ロック向き

コクのあるモルトや、厚みのあるブレンデッドが向いています。
氷で少しずつ変わる味わいも楽しめます。

響 ロック
響(ブレンデット)

ハイボール向き

軽さが活きるグレーン、またはバランス型のブレンデッドが鉄板です。

リザーブ ハイボール
リザーブ(ブレンデット)

初心者は結局どれを選べばいい?

迷ったら、まずはブレンデッドがおすすめです。

そこから、
「香りがもっと欲しい」→ モルト
「もっと軽く飲みたい」→ グレーン
という感じで広げていくと、失敗しにくいと思います。

よくある勘違い

ブレンデッド=安物、というイメージを持たれがちですが、
実際は「飲みやすさとバランスを狙って造られている」だけです。

グレーンも「ブレンド用」というイメージがありますが、
単体で飲むと、その良さはかなり分かりやすいです。

モルトも上級者向けというより、
好みの問題だと感じています。

まとめ|知識は“選ぶため”に使えばいい

  • モルト=香りと余韻を楽しむ
  • グレーン=軽さと飲みやすさ
  • ブレンデッド=バランスと安心感

最初はざっくりで大丈夫です。
実際に飲みながら、「あ、これがモルトっぽさかも」と気づいていく。

僕も最初は、よく分からないままブレンデッドを選んでいました。
でもそこから少しずつ、
「今日は軽く」「今日は香りを楽しもう」と選べるようになって、
ウイスキーがぐっと身近になりました。

このくらいの距離感で、気楽に楽しんでもらえたら嬉しいです。

ウイスキー ボトル

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この記事を書いた人

30代の美容師です。2024年にウイスキーの世界に魅了され、身近なボトルから少し贅沢な一本まで、実際に飲んで感じたことを発信しています。
気軽に読めて、ウイスキーがもっと好きになるような情報をお届けしています。

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