【レビュー】グランツ トリプルウッド|くせが少なく飲みやすい“毎日ハイボール”の優等生

グランツ ボトル スコッチウイスキー

グランツ トリプルウッドは、1,000円台で手に入り、くせが少なく軽やかで飲みやすい定番ブレンデッドです。 理由は、3種の樽を活かしたやわらかな甘みとスムースな口当たりで、ストレートでもハイボールでも“外さない”から。 実際に飲むと、バニラ、麦の甘み、ほんの少しのスパイスがバランスよくまとまり、食事にも合わせやすい一本でした。 本記事では、基本情報・味のレビュー(ストレート/ロック/ハイボール)・「トリプルウッド」の意味・料理との相性・価格や入手性・他銘柄比較で分かりやすく解説します。

基本情報

銘柄名グランツ トリプルウッド(Grant’s Triple Wood)
タイプブレンデッド・スコッチウイスキー
容量700ml
アルコール度数40%
価格帯1,200〜1,800円前後(実売目安)
特徴キーワードスムース/軽やか/バニラ/麦の甘み/食中酒

※価格は時期・店舗により変動します。スーパー、酒屋、ドラッグストア、ネット通販で広く入手可能。

ボトルの特徴

  • 細身の三角柱ボトルで持ちやすく、冷蔵庫のドアポケットにも収まりやすい。
  • 金色×赤のラベルがクラシック。食卓やキッチンにも馴染む“きちんと感”。
  • キャップは開け閉めしやすく、デイリー使いに向いた実用性があります。

味の印象

  • 香り:バニラ、キャラメル、ビスケット、青リンゴの皮のような爽やかさ。
  • 味わい:麦の甘みとバニラが中心。アルコールの角は立ちにくく、口当たりがスムース。
  • 余韻:短〜中程度。穏やかな甘みが残り、軽いスパイスが締める。

くせが少なく、“いつものハイボール”をワンランク上げるタイプ。単体で飲むよりも、食事と合わせると真価を発揮します。

テイスティングレビュー

ストレート

  • 香り:バニラ、蜂蜜、焼いた穀物、リンゴの果皮。
  • 味:柔らかな甘み。ビスケットのような穀物感と、ほんのりシナモン。
  • 余韻:軽やかにフェード。スムースで飲み疲れしない。

“優等生”のまとまり。強い個性を求めるより、リラックスして飲みたい日に合います。

グランツ ストレート

ロック

  • 香り:甘みが引き締まり、青リンゴとキャラメルのバランスが良くなる。
  • 味:ややドライに。ナッツやほのかなビターが出て、食事と合わせやすい。
  • 余韻:すっきり短め。次の一口が欲しくなるキレ。

油分のある料理(唐揚げ、ピザ)に合わせると、ロックの爽快感がちょうどいい働きをします。

グランツ ロック

ハイボール

  • 香り:バニラと穀物の甘みがふんわり。柑橘ピールを思わせる爽やかさ。
  • 味:軽快でクリア。甘み→麦→微スパイスの順で流れ、食中酒として万能。
  • 余韻:クリーンでべたつかない。毎日飲んでも飽きにくい。

家でも外でも「まずはこれ」と指名しやすいハイボール。炭酸は強め、氷は大きめ、比率は1:3がベースです。 レモンピールをひと搾りすると香りが締まります。

グランツ ハイボール
ß

「トリプルウッド」とは?

名前の通り、3種類の樽由来のニュアンスを活かしたブレンディング思想が特徴です。 表現はメーカーや資料で差がありますが、一般的には次のように理解するとイメージしやすいです。

  • アメリカンオーク樽:バニラ、ココナッツ、甘やかな香り。
  • バーボン樽:キャラメル、蜂蜜、トーストした木のニュアンス。
  • リフィル樽:樽感を強くしすぎず、穀物の素直な甘みを活かす。

この三要素が重なって、“軽やかだけど薄くない”バランスを実現。くせが少なく、幅広い層に受け入れられる味わいになっています。

価格と入手性

実売は1,200〜1,800円前後。スーパーやドラッグストアの特売でさらにお得に買えることも多く、 “常備酒”に向いた安定価格です。ネット通販でも在庫が切れにくく、まとめ買い・定期便にも向きます。

どんな料理と合う?

  • 和食:照り焼きチキン、焼き鳥(タレ/塩)、塩サバ。ハイボールで脂をリセット。
  • 洋食:ピザ、ペペロンチーノ、グラタン。穀物の甘みが小麦系と好相性。
  • スナック:ポテトチップス、バタピー、チェダーチーズ。ライトな甘みが後を引く。
  • 甘いもの:バターサブレ、キャラメルポップコーン。キャラメル調の香りとマッチ。

基本は食中ハイボールが鉄板。味の濃いおかずにも負けず、後味はすっきりです。

シーン別おすすめ

  • 普段の晩酌:仕事終わりの一杯を軽やかに。毎日でも飽きにくい。
  • ホームパーティー:来客時の“みんなに安心な一本”。割っても伸びが良い。
  • はじめてのウイスキー:入門用にぴったり。くせの少なさで失敗しにくい。
  • 常備酒:価格・入手性・味のバランスが良く、ストックに向く。

他銘柄と比較してどう?

銘柄味の傾向くせ・個性おすすめ用途
グランツ トリプルウッドバニラ&穀物の甘み、軽快、スムース弱〜中(飲みやすさ重視)毎日ハイボール、入門、食中酒
バランタイン ファイネストややフルーティーで柔らかい弱(非常に飲みやすい)軽快なハイボール、カクテルベース
デュワーズ ホワイトラベル蜂蜜感と軽いスモークの後味弱〜中(後味に個性)食中ハイボール、ロックでも可
角瓶(現行)バニラ/コーンの甘み、すっきり弱(日本の定番)レモンありの居酒屋系ハイボール

迷ったらグランツ。軽やかさ・価格・入手性の総合点が高く、まず常備酒に一本置いて損のない選択です。

まとめ|こんな人にグランツ トリプルウッドがおすすめ!

ウイスキー初心者くせが少なく、まず失敗しない入門ボトル
ハイボール派軽快で食事に合わせやすい。毎日飲める飽きにくさ
コスパ重視1,000円台+安定在庫で買い足しやすい
常備酒探し家に常備しておきたい“安心の一本”

バニラと穀物の甘み、軽い果皮の爽やかさ、そしてスムースな口当たり。“毎日ハイボール”の主役として、グランツ トリプルウッドはとても優秀です。

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よくある質問(FAQ)

Q. 初心者でも飲みやすいですか?

A. はい。くせが少なくスムースなので、最初の一本にも向いています。

Q. おすすめの飲み方は?

A. ハイボール(1:3)が鉄板。炭酸は強め・氷は大きめ・ステアは1回転半がコツです。

Q. どこで買えますか?

A. スーパー、ドラッグストア、酒屋、Amazonや楽天などの通販で広く取り扱いがあります。

Q. トリプルウッドと他のグランツは何が違う?

A. トリプルウッドは3種の樽の個性を活かした“スムース設計”。軽快さとバランスがポイントです。

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