「ジョニーウォーカーって種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
そんな方に向けて、今回は定番のレッドラベル・ブラックラベル・グリーンラベルを飲み比べてレビューしました。
この記事では、それぞれの特徴・歴史・味わい・おすすめのシーンを比較しながら、「こんな人にはこれ!」という選び方をわかりやすくまとめています。
ジョニーウォーカーを初めて買う方や、次の一本を探している方にぜひ読んでいただきたい内容です。
ジョニーウォーカーとは?
歴史
ジョニーウォーカーは1820年にスコットランド・キルマーノックでジョン・ウォーカーが始めた食料品店からスタートしました。
当時からブレンデッドウイスキーを扱っており、息子や孫の代で鉄道・船舶を利用して販路を拡大。やがて世界中で愛されるスコッチブランドへと成長しました。
世界での立ち位置
現在では年間1億本以上が販売される世界No.1のスコッチブランド。
ラベルの色ごとにシリーズ展開がわかりやすく、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
ラベルごとの位置づけ
- レッドラベル:1909年発売。もっとも手頃で世界的に愛される定番。ハイボール向き。
- ブラックラベル:1909年に誕生。12年以上熟成原酒を使用し、リッチでバランスの取れた1本。
- グリーンラベル:2005年登場。モルト原酒のみをブレンドしたブレンデッドモルトで、すべて15年以上熟成。
👉 レッドは「入門用」、ブラックは「ワンランク上」、グリーンは「モルト好きのための特別な選択肢」という立ち位置です。
ブランド全体の楽しみ方
ジョニーウォーカーはブレンデッドスコッチらしい飲みやすさとスモーキーさのバランスが魅力。
特に日本ではハイボールとの相性が抜群で、レッドやブラックは炭酸割りで爽快に楽しめます。
一方でグリーンはストレートやロック、ハイボールでじっくり味わうことで、モルト本来の奥深さを堪能できます。
ジョニーウォーカー レッド・ブラック・グリーンの基本情報と比較表
銘柄 | 発売 | アルコール度数 | 価格目安 | 特徴キーワード | おすすめの飲み方 |
---|---|---|---|---|---|
レッドラベル | 1909年 | 40% | 約1,200〜1,500円 | スモーキー・スパイシー・辛口・世界No.1 | ハイボールで爽快に |
ブラックラベル | 1909年 | 40% | 約3,000〜3,500円 | 12年熟成・リッチ・バランス・なめらか | ロックやハイボールでじっくり |
グリーンラベル | 2005年 | 43% | 約5,000〜6,000円 | 15年熟成・モルトのみ・複雑・厚み | ロックやハイボールで堪能 |
ジョニーウォーカー レッド・ブラック・グリーンの特徴と味の違い
レッドラベルの特徴と味わい
スコットランド各地の30種類以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンド。
特徴はスモーキーさとスパイシーさが前面に出た辛口スタイルで、炭酸割にしても個性が残ります。
「世界で最も売れているスコッチ」と呼ばれる理由は、飲みやすさと価格のバランスにあります。
ブラックラベルの特徴と味わい
40種類以上の原酒を使用し、全て12年以上熟成。
スモーキーさに加えて、フルーティーさやバニラの甘み、なめらかさが加わり、バランスが非常に良いのが特徴です。
レッドに比べて落ち着きがあり、ストレートやロックでも楽しめるスタンダードな一本。
グリーンラベルの特徴と味わい
モルト原酒のみをブレンドしたブレンデッドモルト。グレーンは一切使われていません。
アイラ・スペイサイド・ハイランド・ローランド各地の蒸留所から厳選され、すべて15年以上熟成。
代表的な構成原酒にはタリスカー(力強さ)、リンクウッド(華やかさ)、カリラ(スモーク)、クラガンモア(複雑さ)などがあります。
レッドやブラックよりも一段階上の複雑さを楽しめるのが魅力です。
テイスティング比較
ジョニーウォーカー レッドラベルのテイスティング
- 香り:スモーキー、スパイス、ほのかなバニラ。
- 味わい:シャープでドライ。ピリッと辛口。
- 余韻:短めでドライ。爽快感が残る。
👉 ハイボールに最適。揚げ物や濃い味の料理と相性抜群。



ジョニーウォーカー ブラックラベルのテイスティング
- 香り:ドライフルーツ、バニラ、軽いスモーク。
- 味わい:甘みとスパイスが調和。12年熟成のなめらかさ。
- 余韻:長めで、樽由来のウッディさが心地よい。
👉 ロックやハイボールで本領発揮。食後の一杯にもおすすめ。



ジョニーウォーカー グリーンラベルのテイスティング
- 香り:青りんご、洋梨、蜂蜜、軽いスモーク。
- 味わい:フルーティーで複雑。厚みのあるモルト感。
- 余韻:長く続き、豊かなモルトの余韻が残る。
👉 モルト好きに刺さる一本。じっくり味わう晩酌に最適。



シーン別おすすめ
- 日常の晩酌や居酒屋感覚:レッドラベル(気軽でコスパ抜群、ハイボールに)
- ちょっと贅沢な時間:ブラックラベル(12年熟成の深み、ロックで)
- 特別な晩酌や贈り物:グリーンラベル(モルト100%・15年熟成の厚み)
ジョニーウォーカーを使った美味しいハイボールレシピ
- グラスに氷をたっぷり入れて冷やす。
- ウイスキーを30〜45ml注ぐ。
- 強炭酸水を静かに注ぎ、比率は1:3〜1:4。
- マドラーで軽く1回混ぜる。
レッドは爽快感、ブラックはリッチな厚み、グリーンは複雑さと華やかさ。
同じレシピでもウイスキーによって個性がはっきり出るので、飲み比べると楽しいです。
まとめ|こんな人にはこの1本!
銘柄 | 価格帯 | おすすめの飲み方 | 向いている人 |
---|---|---|---|
レッドラベル | 約1,200〜1,500円 | ハイボール | 気軽に楽しみたい人/食中酒として飲みたい人 |
ブラックラベル | 約3,000〜3,500円 | ロック・ハイボール | バランスの良い味を求める人/じっくり飲みたい人 |
グリーンラベル | 約5,000〜6,000円 | ロック・ハイボール | モルト好き/少し贅沢に楽しみたい人 |
ジョニーウォーカーはラベルカラーごとに個性が明確なので、自分の好みやシーンに合わせて選びやすいのが魅力です。
今回の3本はどれも価格に対して満足度が高く、飲み比べることでそれぞれの良さが際立ちます。
ぜひ自分に合った一本を見つけてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q: ジョニーウォーカー初心者におすすめは?
A: スッキリ飲みやすい「レッドラベル」がおすすめです。まずはハイボールで試すと失敗しません。
Q: 食事に合わせやすいのは?
A: ブラックラベルです。香ばしさとコクがあるので肉料理や濃い味の料理に合います。
Q: 価格帯に大きな差はありますか?
A: レッドは1,500円前後、ブラックは3,000円前後、グリーンは6,000円前後で販売されていることが多いです。
Q: プレゼントに向いているのは?
A: 特別感を出したいなら「グリーンラベル」がおすすめ。モルトだけを使った贅沢なブレンデッドモルトです。
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