ジョニーウォーカーといえば、レッドラベルやブラックラベルが有名ですが、実はグリーンラベルというちょっと特別なシリーズがあるのをご存知でしょうか?
グレーンを使わず、スコットランド各地のモルト原酒だけをブレンドしたブレンデッドモルトで、全ての原酒が15年以上熟成。
本記事では、グリーンラベルの基本情報・歴史・製法・テイスティングレビューをまとめ、ストレート・ロック・ハイボールでの楽しみ方やブラックラベルとの違い、選び方の目安まで詳しく解説します。
基本情報
商品名 | ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年 |
---|---|
メーカー | ディアジオ社(スコットランド) |
タイプ | ブレンデッドモルトスコッチウイスキー |
アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
参考価格 | 約4,000〜5,000円前後 |
キーワード | 15年熟成/ブレンデッドモルト/フルーティー&スモーキー/複雑さ |
歴史と背景
ジョニーウォーカーは1820年、スコットランド・キルマーノックでジョン・ウォーカーが小さな食料品店を営んだのが始まりです。
その後、息子や孫の代でブランドを拡大し、今や世界No.1のスコッチブランドへと成長しました。
数あるシリーズの中でグリーンラベルは2005年に正式リリース。一時終売になったこともありましたが、根強い人気を受けて復活しました。
「モルトだけでブレンドする」という贅沢さから、他のジョニーシリーズとは一線を画す存在としてファンを獲得しています。
製法と特徴
グリーンラベルの最大の特徴は、スコットランド各地のモルト原酒のみをブレンドしている点。
アイラ・スペイサイド・ハイランド・ローランドの代表的な蒸留所のモルトを使用し、それぞれ15年以上熟成させています。
– アイラ:ほのかなスモーキーさ – スペイサイド:フルーティーで華やか – ハイランド:力強さと厚み – ローランド:軽やかなモルト感
これらが組み合わさることで、複雑で奥深い味わいを楽しめるのがグリーンラベルの魅力です。
テイスティングレビュー
ストレート
- 香り:青りんご、洋梨、蜂蜜、軽いスモーク。
- 味わい:フルーティーでやわらかく、奥にスパイシーさ。
- 余韻:長めで心地よく、モルトの厚みが残る。
👉 モルト好きにはたまらない複雑さ。ストレートでじっくり味わうのがおすすめ。

ロック
- 香り:冷やすとフルーツ感が引き立ち、爽やかに。
- 味わい:軽やかさが増し、甘みとスモークが程よく調和。
- 余韻:すっきりとしたモルト感が続く。
👉 飲みやすさと複雑さの両方を楽しめる飲み方。

ハイボール(おすすめ)
- 香り:炭酸で華やかさが広がり、爽快感がアップ。
- 味わい:フルーティーさとスモーキーさが絶妙にマッチ。
- 余韻:軽快さの中に厚みがあり、満足感が残る。
👉 「少し贅沢なハイボール」を楽しみたいときに最適。

ブラックラベルとの比較と選び方の目安
- ブラックラベル:グレーンを含む40種以上の原酒をブレンド。12年熟成でリッチ&バランス型。
- グリーンラベル:モルト100%、15年熟成。より複雑でモルト感が濃厚。
整理すると、「バランス重視ならブラック」「モルトの個性を堪能したいならグリーン」。
ジョニーウォーカーの中でも異色の存在で、モルトファンにはたまらない一本です。
よくある質問(Q&A)
Q. 初心者でも飲めますか?
A. ブラックよりモルト感が強いので、やや中級者向け。ただしロックやハイボールにすると飲みやすいです。
Q. どこで買えますか?
A. 酒屋やAmazon・楽天などの通販で購入可能。価格は4,000〜5,000円程度です。
Q. 他のジョニーシリーズとどう違う?
A. レッド=手頃で辛口、ブラック=リッチでバランス、グリーン=モルト感と複雑さ、ブルー=高級&特別感、という位置づけです。
まとめ|おすすめポイント
- モルト原酒だけを使ったブレンデッドモルト(15年熟成)
- フルーティーさ・スモーキーさ・厚みが調和した複雑な味わい
- ブラックよりもモルト感が濃厚で中級者向け
- ストレートはもちろん、ロックや贅沢なハイボールにも最適
- 価格は4,000〜5,000円で、内容を考えればコスパ良好
ジョニーウォーカー グリーンラベルは、モルト好きにとって特別な一本。
「ブラックでは物足りない」「モルトの個性を堪能したい」と感じたら、ぜひ試してみてください。
ブレンデッドモルトならではの複雑さと厚みを、一度味わえばきっと虜になるはずです。
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