【レビュー】ジョニーウォーカー ブラックラベル|12年熟成のリッチでバランスの取れたスコッチ

ジョニーウォーカー ボトル スコッチウイスキー

世界で最も有名なスコッチブランド「ジョニーウォーカー」。その中でもブラックラベルは、12年以上熟成された原酒を使用したブレンデッドスコッチで、レッドラベルよりも深みのある味わいが楽しめる“定番の上位モデル”です。 実際に飲んでみると、スモーキーさの奥に甘みとフルーティさが共存し、バランスの良さが際立つ一本。この記事では、ストレート・ロック・ハイボールでの味わいの違い、レッドとの比較、選び方の目安までをわかりやすく解説します。

基本情報

商品名ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
メーカーディアジオ(スコットランド)
タイプブレンデッド・スコッチウイスキー
アルコール度数40%
容量700ml
参考価格約2,500〜3,500円
キーワード12年熟成/スモーキー/バランス/リッチ/世界的人気

※写真はミニボトルの写真です。

ブランドと背景

ジョニーウォーカーは1820年、スコットランド・キルマーノックの小さな食料品店から始まりました。創業者ジョン・ウォーカーが「どこで飲んでも同じ品質を」という想いでブレンドしたウイスキーが評判を呼び、やがて世界120か国以上で愛されるスコッチブランドへと成長しました。

ブラックラベルはレッドラベルの上位版として1909年に登場。12年以上熟成された原酒だけを使い、深みとまろやかさを追求しています。実際に飲んでみると、レッドよりも角が取れたような丸みがあり、スモーキーさの奥からプラムや蜂蜜のような甘みがふわっと広がる印象。 「派手さよりも落ち着き」──そんな大人っぽさが、長く愛され続ける理由だと感じました。

製法と特徴

ブラックラベルは、スコットランド各地の40種類以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして造られています。 アイラ系モルトがほのかなスモーキーさを、スペイサイド系モルトが華やかさを、そしてハイランド系モルトが芯のある力強さを担い、それぞれの個性を12年以上の熟成がやさしく包み込んでいます。

グラスに注いだ瞬間に感じるのは、落ち着いた樽香と、熟成由来の深いコク。 飲むほどに、スモークの奥からドライフルーツやバニラの甘みがにじみ出てきて、香りの層がゆっくりと変化していくのが印象的です。 実際に飲んでみると、「ブレンデッドでここまで表情があるのか」と感じるほど。レッドラベルのような軽快さを残しつつも、奥行きと余韻の長さで“12年の貫禄”をしっかりと感じさせてくれます。

テイスティングレビュー

実際に飲んでみると、全体を通して「甘みとスモーキーさの調和」が印象的。辛口というよりは、深みのある“やさしいリッチさ”。ストレートでは香りと厚みを、ロックでは飲みやすさを、ハイボールでは香ばしさと爽やかさを楽しめます。

ストレート|なめらかでリッチ、甘みとスモークの調和

香りはドライフルーツやバニラ、軽いスモーク。 口に含むと、熟成原酒ならではのなめらかさと奥行きが広がり、スパイスと甘みのバランスが心地よい。余韻は中〜長めで、樽のウッディさが穏やかに残ります。 ストレートでもアルコール感がやわらかく、ゆったりと飲める上品な味わいです。

  • 香り:ドライフルーツ、バニラ、ほのかなスモーク
  • 味:甘みとスパイスの調和、なめらかなコク
  • 余韻:中〜長め。木の温もりを感じるウッディな残り香
ジョニーウォーカー ストレート

👉 「ストレートでも飲みやすいスコッチを探している方」におすすめ。

ロック|香ばしさとまろやかさが共存する贅沢な一杯

氷を加えるとスモーキーさが落ち着き、かわりにカラメルや蜂蜜のような甘い香りが引き立ちます。 口当たりはまろやかで、冷えることでスッと締まる印象。余韻はバランスよく続き、静かな夜にゆっくり飲むのにぴったりの味わいです。

  • 香り:スモーク、カラメル、ハチミツ、木の香り
  • 味:やわらかい甘みと軽い苦み、穏やかな厚み
  • 余韻:スッキリと上品、ほのかにウッディ
ジョニーウォーカー ロック

👉 「ゆったりと贅沢な時間を過ごしたい方」におすすめ。

ハイボール(おすすめ)|リッチさと軽快さを両立

炭酸で割ると、フルーティな香りがふわっと広がり、スモーキーさがほんのり残る上品なバランス。 レッドに比べて香りが深く、味に厚みがあるため、氷が溶けても印象がぼやけません。 まさに「大人のハイボール」という言葉がぴったりです。

  • 香り:スモーク、洋梨、ドライフルーツ
  • 味:まろやかで奥行きのある辛口、ほどよい甘み
  • 余韻:スッキリと心地よいリッチな残り香
ジョニーウォーカー ハイボール

👉 「食後にゆったりと味わうハイボール」を求める方に最適。

レッドラベルとの比較と選び方

  • レッドラベル:スモーキーで辛口。軽快でハイボール向き。
  • ブラックラベル:12年熟成でリッチ&なめらか。ストレート・ロック向き。

まとめると、カジュアルに楽しむならレッド落ち着いた深みを求めるならブラック。 どちらもスコッチ入門に最適で、飲み比べるとジョニーウォーカーらしいブレンドの妙がより楽しめます。

よくある質問(Q&A)

ブラックラベルを選ぶ前によく寄せられる質問をまとめました。

Q. 初心者でも飲めますか?

A. ストレートでもまろやかで飲みやすく、ウイスキー初心者のステップアップに最適です。

Q. ハイボールにするとどう変わりますか?

A. 炭酸で香りがふくらみ、スモーキーさが軽やかに。食中酒としてもおすすめです。

Q. レッドとの一番の違いは?

A. 熟成原酒による「丸みと深み」。同じスモーキーでもブラックの方が甘みと厚みがあります。

Q. どんな料理と相性がいいですか?

A. ローストビーフ、燻製チーズ、チョコレートなど“香ばしさ”のある料理と好相性。

Q. プレゼントにも向いていますか?

A. 高級感がありながら手頃な価格なので、ウイスキー好きへの贈り物にもおすすめです。

まとめ|こんな人におすすめ

  • ストレートでも飲みやすいウイスキーが好き
  • スモーキーすぎないバランス型のスコッチを探している
  • 少し贅沢なハイボールを楽しみたい
  • レッドラベルからのステップアップを考えている

12年以上熟成原酒のなめらかさと香ばしいスモークが絶妙に調和した、スコッチの王道。 毎日飲んでも飽きず、特別な日にもふさわしい“万能な一本”です。

レッドから一歩進んだ味わいを求める方には、間違いなく満足度の高い一本。ジョニーウォーカーの奥深さを感じたいなら、まずはこのブラックラベルから始めてみてください。

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